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ジョアンさんの稽古に向けて――稽古場仕込み [稽古場レポート]

オリジナルプロダクション・振り付け補のジョアンさんの稽古が始まる前日、稽古場道具の仕込みを行いました。この一週間、稽古場の床に貼った、実寸の大きさがわかるビニールテープ(バミリ)を基準に、俳優に大まかな動きをつける「ステージング」を中心に稽古が行われてきました。

そして、いよいよジョアンさんの来日に伴い、本格的な振り付けが行われる為、スタッフは、今度は稽古場に本番と同じ立体物を組み上げ、高低差をつけたのです。

大道具、舞台スタッフがステージシートの台や、ろくぼくと呼ばれる大きな柵を組み立て、それに合わせて小道具スタッフが椅子を並べたり、音響スタッフがスピーカーを動かしたり。この形で、劇場入りするまで、稽古が行われます。
より本番に近い形で稽古場が組み上げられたことによって、俳優は自分たちが芝居をする本番の舞台の様子がイメージ出来、早い段階から体で空間に慣れることが出来るのです。

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ジョアンさんの稽古は、エネルギーに満ちあふれています。スタッフは、高低差がついた稽古場で俳優たちの動きを目で追いながら、怪我をすることがない様、注意深く見守っていくことになります。

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↑道具が組み上がった稽古場

開幕まであと35日!

(『春のめざめ』舞台スタッフ・M)


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