製作発表会見レポート! [『春のめざめ』プロジェクトチームより]
『春のめざめ』製作日誌をご覧の皆さま、初めまして。私は『春のめざめ』プロジェクトチームでウェブサイトを担当しています。
昨日は15時から東京・赤坂の「ホテル・ニューオータニ」で『春のめざめ』製作発表会見が無事に執り行われました。
今日は私から、記者会見に挑んだ俳優たちの一日をレポートさせていただきたいと思います!
3月10日、会見当日の朝。
あざみ野の稽古場では、ナンバー披露のための最後の稽古が行われていました。
しかし俳優たちにとっては「最後の稽古」という条件に加えて、もうひとつ重要なことが・・・。
前日に来日されたオリジナルスタッフの音楽監督 キンバリー・グリッグスビーさんに、初めて曲を聴いてもらうことになったのです。
緊張が稽古場に走る・・・と思いきや、そこは若い俳優たち! 押し寄せるプレッシャーをはねのけ、エネルギーを爆発させるように歌い挙げます。
これにはキンバリーさんも感銘を受けたよう。
「あなたたちがこれまで熱心に勉強してきてくれたことが良く分かったわ。私がこれから教えるべきことは、細かいニュアンスかしら。これから、どうぞよろしくね」
同じ頃、会見会場では四季の技術スタッフとホテルスタッフによる準備が着々と進行しています。檀上には幅7メートル以上、高さ3メートルの『春のめざめ』巨大看板が設置。照明・音響スタッフによる、ナンバー披露のための明かりとマイクの細かい調整が続きます。
11:00。俳優たちがあざみ野を出発する時間が近づきました。
演出助手として俳優たちの中心となり、稽古を引っ張ってきた宇垣あかね・由水 南が彼らを激励します。
「日本中にこの作品を知ってもらうためにも、絶対に成功させよう! みんなで盛り上げていこうね!」
円陣を組み、みんなが心をひとつにします。いざ、会場に出発です!
13:00。
俳優・スタッフが会場で合流しました。すぐさまリハーサルが開始されます。稽古場以外の場所で歌うのはこの時が初めて。横山清崇・宇垣・由水からのアドバイスが飛びます。また助っ人として青山弥生、道口瑞之が会場に駆けつけていました。
「伴奏聞こえてる? 大丈夫?」 「こうやってのどを開くようにね」
直前までふたりも指導を続けます。
一方、そんな彼らの姿を見守る私たちスタッフにも緊張が走ります。
作品の稽古と並行しながら、短い時間で披露するナンバーを仕上げていく・・・。そのため、この1週間、夜11時を過ぎても稽古場からは彼らの歌声が聞こえてきていました。時に演出陣たちから厳しい言葉が飛ぶこともあります。それでもこの若い俳優たちは、与えられた課題に真正面から取り組み続けてきました。
「成功しますように・・・!」
リハーサルも無事に終了した14:30。大きなカメラ機材を持ったマスコミの方々が、会場へ集まって来ました。その数、200名以上。VTR9台。スチールカメラ20台。また先日募集したおよそ30名のブログ記者の姿も見えます。
当初の予定より来場数が増え、急きょ広い会場に移されたのですが、ここでも超満員。この新作ミュージカルへの期待の高さが伺い知れます。
その頃控室では、ナンバー披露をする11人の俳優たちが、衣裳やヘアメイクの準備に追われていました。髪を結ってあげているのは、同じく出演候補の俳優たち。この日は出演しなくても、自分たちの代表である彼らを支えるのは、同じ苦楽を共にしている仲間たちでした。確かな絆と信頼が、日ごとに強くなっています。
15:00。
オンタイムで会見がスタートしました。
登壇者はキンバリーさんほか、演出助手の横山清崇、宇垣あかね、由水南、そして田中浩一専務取締役の5名。
なぜ、四季がこの作品に取り組む決意をしたのか。ブロードウェイでこの作品に出会った時の衝撃。作品が持つメッセージ性の高さ。現在の稽古の進行状況などを5人が熱く語ります。
田中浩一専務取締役、横山清崇、キンバリー氏、宇垣あかね、由水 南
会見が終わりに近づき、いよいよこの瞬間がやってきました。『春のめざめ』のナンバー披露です! 日本語版の歌詞で発表されるのはこの日この時が初めて。マスコミの皆さまからも大きな注目を集めていました。
披露したのは「ママ(“MAMA WHO BORE ME”)」、「ブチキレそう(“THE BITCH OF LIVING”)」の2曲。
力強く、そして生き生きと歌う彼らの姿に、会場はたくさんのカメラのフラッシュと盛大な拍手に包まれました。
この会見の模様は、オフィシャルウェブサイトにてVTRで公開中です!
ぜひこちらからご覧ください>>
さて。この日をきっかけに、さらに結束を深めた俳優とスタッフたち。
会見が無事に終わり、ホッとするのもつかの間。今日からの稽古は音楽監督のキンバリーさんも加わり、本格的な歌唱稽古が始動しています。
今後もこの製作日誌から皆さまへ、さらに熱い稽古場の様子がお届けしてまいります!
『春のめざめ』開幕まであと52日!
(『春のめざめ』プロジェクトチーム/ウェブサイト担当・T)
劇団四季『春のめざめ』作品紹介はコチラ!
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昨日は15時から東京・赤坂の「ホテル・ニューオータニ」で『春のめざめ』製作発表会見が無事に執り行われました。
今日は私から、記者会見に挑んだ俳優たちの一日をレポートさせていただきたいと思います!
3月10日、会見当日の朝。
あざみ野の稽古場では、ナンバー披露のための最後の稽古が行われていました。
しかし俳優たちにとっては「最後の稽古」という条件に加えて、もうひとつ重要なことが・・・。
前日に来日されたオリジナルスタッフの音楽監督 キンバリー・グリッグスビーさんに、初めて曲を聴いてもらうことになったのです。
緊張が稽古場に走る・・・と思いきや、そこは若い俳優たち! 押し寄せるプレッシャーをはねのけ、エネルギーを爆発させるように歌い挙げます。
これにはキンバリーさんも感銘を受けたよう。
「あなたたちがこれまで熱心に勉強してきてくれたことが良く分かったわ。私がこれから教えるべきことは、細かいニュアンスかしら。これから、どうぞよろしくね」
同じ頃、会見会場では四季の技術スタッフとホテルスタッフによる準備が着々と進行しています。檀上には幅7メートル以上、高さ3メートルの『春のめざめ』巨大看板が設置。照明・音響スタッフによる、ナンバー披露のための明かりとマイクの細かい調整が続きます。
11:00。俳優たちがあざみ野を出発する時間が近づきました。
演出助手として俳優たちの中心となり、稽古を引っ張ってきた宇垣あかね・由水 南が彼らを激励します。
「日本中にこの作品を知ってもらうためにも、絶対に成功させよう! みんなで盛り上げていこうね!」
円陣を組み、みんなが心をひとつにします。いざ、会場に出発です!
13:00。
俳優・スタッフが会場で合流しました。すぐさまリハーサルが開始されます。稽古場以外の場所で歌うのはこの時が初めて。横山清崇・宇垣・由水からのアドバイスが飛びます。また助っ人として青山弥生、道口瑞之が会場に駆けつけていました。
「伴奏聞こえてる? 大丈夫?」 「こうやってのどを開くようにね」
直前までふたりも指導を続けます。
一方、そんな彼らの姿を見守る私たちスタッフにも緊張が走ります。
作品の稽古と並行しながら、短い時間で披露するナンバーを仕上げていく・・・。そのため、この1週間、夜11時を過ぎても稽古場からは彼らの歌声が聞こえてきていました。時に演出陣たちから厳しい言葉が飛ぶこともあります。それでもこの若い俳優たちは、与えられた課題に真正面から取り組み続けてきました。
「成功しますように・・・!」
リハーサルも無事に終了した14:30。大きなカメラ機材を持ったマスコミの方々が、会場へ集まって来ました。その数、200名以上。VTR9台。スチールカメラ20台。また先日募集したおよそ30名のブログ記者の姿も見えます。
当初の予定より来場数が増え、急きょ広い会場に移されたのですが、ここでも超満員。この新作ミュージカルへの期待の高さが伺い知れます。
その頃控室では、ナンバー披露をする11人の俳優たちが、衣裳やヘアメイクの準備に追われていました。髪を結ってあげているのは、同じく出演候補の俳優たち。この日は出演しなくても、自分たちの代表である彼らを支えるのは、同じ苦楽を共にしている仲間たちでした。確かな絆と信頼が、日ごとに強くなっています。
15:00。
オンタイムで会見がスタートしました。
登壇者はキンバリーさんほか、演出助手の横山清崇、宇垣あかね、由水南、そして田中浩一専務取締役の5名。
なぜ、四季がこの作品に取り組む決意をしたのか。ブロードウェイでこの作品に出会った時の衝撃。作品が持つメッセージ性の高さ。現在の稽古の進行状況などを5人が熱く語ります。
田中浩一専務取締役、横山清崇、キンバリー氏、宇垣あかね、由水 南
会見が終わりに近づき、いよいよこの瞬間がやってきました。『春のめざめ』のナンバー披露です! 日本語版の歌詞で発表されるのはこの日この時が初めて。マスコミの皆さまからも大きな注目を集めていました。
披露したのは「ママ(“MAMA WHO BORE ME”)」、「ブチキレそう(“THE BITCH OF LIVING”)」の2曲。
力強く、そして生き生きと歌う彼らの姿に、会場はたくさんのカメラのフラッシュと盛大な拍手に包まれました。
この会見の模様は、オフィシャルウェブサイトにてVTRで公開中です!
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さて。この日をきっかけに、さらに結束を深めた俳優とスタッフたち。
会見が無事に終わり、ホッとするのもつかの間。今日からの稽古は音楽監督のキンバリーさんも加わり、本格的な歌唱稽古が始動しています。
今後もこの製作日誌から皆さまへ、さらに熱い稽古場の様子がお届けしてまいります!
『春のめざめ』開幕まであと52日!
(『春のめざめ』プロジェクトチーム/ウェブサイト担当・T)
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2009-03-11 13:21
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