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稽古場レポート(3.25) [稽古場レポート]

3月25日。
ステージング稽古が始まっておよそ1週間。俳優たちはみんな動きが身体に染みついてきたようです。

そこで今日は動きが付いた上で、“意識の変化”をはっきり表現させるための特訓が行われました。
その変化のことを四季では“折れ”と呼んでいます。
同じシーンを何度も何度も繰り返しながら、“折れ”を身体に通させます。

今日は男子校の授業シーンからスタート。
生徒の発言を一切許さないような、厳格な教師によるラテン語の授業が行われています。
ここは観ている方も、背筋をピンと張ってしまうほどの緊張が走ります。
その授業が終わり、生徒たちがホッと息をつかせながら帰宅していくシーンの会話が、今日の大きな課題となりました。

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「はい、止めます。メルヒオールはこの後どうするの?」
「いつも放課後は何やってる?」
「先生が『帰ってよろしい』って言った時、何を思った?」
「楽しみ? それともほかの心理なのかな?」

演出チームが次々と問いかけます。
この2・3分のシーンを1時間以上かけて、10回、20回と繰り返していきました。

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そしてこの日、オリジナルプロダクションの振付アソシエイトのジョアン・M・ハンターさんが日本に到着。
今日からジョアンさんによる振付稽古がスタートしています!

開幕まであと37日!



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