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開幕を迎えて――出演者たちの声 [開幕後のレポート]

ついに『春のめざめ』日本公演が本日スタートしました。
初日独特の緊張感に包まれた1日でしたが、カーテンコールのお客さまの喝采を聞いて、俳優スタッフ一同、とても感動しています。

初日公演の詳しいレポートはオフィシャルウェブサイトで後日ご紹介しますが、今日はまず、初日を迎えた出演者たちの第一声を、この製作日誌でご紹介したいと思います。

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稽古が始まった時は大雪が降って、その時みんなで円になって本読み稽古をして…。でもそれが1週間前のことのようです。
でも実際はそれから2ヶ月も経っているんですよね。本当にあっという間でした。
今日が第一歩です。これからもっとメルヒオールという役を磨いて、彼と一緒に生きて生きたいと思います。
(メルヒオール役・柿澤勇人)


始まったんだ、これからだっていう気持ちです。
そして支えてくださったたくさんの人への感謝の思いでいっぱいです。
今日スティーブン・セイターさんが「心があるベンドラだね」って言ってくださいました。すごく嬉しかったです。
その言葉を大事にして、これからの舞台を頑張っていきたいと思います。(ベンドラ役・林 香純)


本当に嬉しいです!この思いは言葉では説明できません。
お客さまがカーテンコールで立ち上がって拍手をしてくださったのを見て、お客さまの気持ちと僕たちの気持ちが一緒になったんだと感じ、鳥肌が立ちました!(モリッツ役・三雲 肇)


無事に初日を迎えることができました。
昨日の公開稽古の後、スティーブン・セイターさんからアドバイスをいただき、今日はそれを意識して本番に臨みました。
そして今日、セイターさんが「良かったよ」と言ってくれて、とても嬉しかった。
イルゼは本当に難しい役ですが、今日、彼女にまた一歩近づけた気がします。
これから、もっともっと役を深めて彼女の人生を生きていこうと思います。(イルゼ役・金平真弥)


カーテンコールですごい歓声が聞こえて泣きそうになってしまいました。でも僕はハンシェンなのでここはグッとこらえました(笑)。でもこの心からの感謝の気持ちを伝えたいという思いで、挨拶をしていました。
もっともっと役を磨いて、素晴らしいハンシェンを見つけていきたいと思います。
改めてこの作品に携わることができて、幸せです。(ハンシェン役・一和洋輔)



感無量です…。もう言葉になりません。ありがとうございました!(マルタ役・撫佐仁美)

始まる前は緊張しました。でもいざ始まってみると、楽しかったです。
稽古が始まった当初はどうなることかと思いましたが、みんなとここまで来ることができました。
でも今日はまだ初日。通過点です。もっともっと良くなるように頑張っていきたいと思います。(ゲオルグ役・白瀬英典)


この作品に関われて本当に勉強になることがたくさんありましたし、成長できました。
ここに描かれている内容は、自分や周りの友達が過去に経験したことでもありました。だからすごく共感したし、救われたって思います。
自分のように、似たような経験をしている人がこの作品を見て、大切なことを感じてくれればなって思います。(テーア役・有村弥希子)


今日初めてお客さまにご覧いただき、どんなリアクションがあるか。どきどきしていました。
エルンストはハンシェンという男の子に恋をしてしまいますが、お客さまはこの2人の関係を理解しようとしてくれている…。舞台上からそう感じ、本当に嬉しくなりました。
カーテンコールがすごく盛り上がって…。本当に感動しました!
これからも頑張ります!(エルンスト役・竹内一樹)


稽古に参加してから今日まで、本当にあっという間で。正直実感がないというのが今の素直な思いです。
2ヶ月間の稽古期間は自分の今までの短い人生と、アンナの人生との共通点を探ったり、時に闘わせたりという2人の共同作業だったような気がします。
1週間後も、そしてもしロングランしたら4ヵ月後も、お客さまに感動を届けられたらなって思います。(アンナ役・松田佑子)


2ヶ月稽古をしてきましたが、今日初日を迎えて、これからが本番ですね。
カンパニーはほとんどが同世代なので何でも言い合えるし、絆の強いチームです。
『春のめざめ』は本当にすごい作品です。ひとりでも多くの人に知ってもらいたいって思います。(オットー役・加藤 迪)


稽古が始まったばかりの頃は戸惑い、幼かった子どもたちですが、この2ヶ月で本当に成長しました。
スポンジみたいに吸収するので、PTAの私たちとしては驚きと嬉しさでいっぱいです。
それから大人の私も勉強になりました。
無事に初日が迎えられて良かったです。
多くのお客さまに、彼らの努力の成果をぜひご覧いただきたいです。(大人の女性・中野今日子)


脚本家のセイターさんが「世界を変えるために書いた」とおっしゃるまでの作品に参加できて、感激しています。このミュージカルを一人でも多くの人に観ていただきたい。
そのために、これからも精進して舞台に立たせていただきます。(大人の男性・志村 要)



本日、開幕!

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少年・メルヒオール [出演候補者インタビュー]

最後は、メルヒオール役出演候補者のインタビューです。

あなたが演じるキャラクターを紹介してください。
真っ直ぐな人。常に明るい未来を見つめていて、その未来は自ら切り開くと信じている熱い男。
どんな状況においても一切の妥協を許さず、屈することなく戦い続ける、僕にとっては憧れの存在です。(柿澤勇人)


メルヒオールはとてもまっすぐな人だと思います。
自分の考えもしっかり持っていて、友達想い・・・
絵に書いたようないい人ですね(笑)(上川一哉)


真っ直ぐで自分がなにかおかしいと感じることがあれば何故なのか探求し続ける少年です。
常に日記と向かい合い教師や親、社会の理不尽さに立ち向かう、強い信念とその為に必要な知識を兼ね備えた少年です。
彼=(イコール)日記のようなヤツかな・・・。
これからもっと彼と仲よくなっていろんな彼を知っていこうと思います。(田中彰孝)


『春のめざめ』のナンバーで一番好きな曲は何ですか?その理由も教えてください。
「Don't Do Sadness」
人間の極限状態をそのままロックに乗せた曲。
何といっても曲調がかっこ良くて好きなのですが作品の中で聴いていると涙が出てきます。(柿澤勇人)


「The Bitch of Living」
 音楽がとてもかっこいいので大好きです。(上川一哉)


「Song of Purple Summer」かな。
邦題は「明日へ」なんですがこの曲にはこの作品の明日への祈りが込められています。
それに役者一人一人が等身大の自分で、お客様に直接自分の言葉で語りかけるナンバーです。
ストレートなメッセージをその瞬間にライヴで感じとって頂けたら幸いです。(田中彰孝)


ブログをご覧のお客さまにメッセージをお願いいたします。
もう既にこの道を通ってきた方、そして今この道の真っ只中にいる方。
この作品を観終った後、必ず心の中の何かが動き出します。
ご覧の皆さまに何か凄まじいエネルギーをお届けすることを約束します。(柿澤勇人)


観にきていただいた方の何かのキッカケになれるよう1回1回の公演を心をこめて精一杯がんばりたいと思います。
劇場でお待ちしております。(上川一哉)


この作品には、若者たちの、嘘のない真実(リアル)な姿が描かれています。
しかし、目を背けちゃいけない、誰もが一度通った道、そしてこれから通る道。
どこへ向けていいのか分からないエネルギーあふれたあの時代を、誇りをもって全身全霊で演じて生きたいと思います。
是非あの時代を、観に来て下さい!!(田中彰孝)


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(写真中央 撮影・下坂敦俊)


開幕まで、あと時間!

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