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『春のめざめ』稽古場レポート2 [稽古場レポート]

皆さま、こんにちは。
今回もわたくし宇垣あかねが『春のめざめ』の稽古場からレポートいたします!

お芝居の稽古は通常、本読み→交流稽古→立ち稽古という流れで行います。
『春のめざめ』の稽古を通して、その流れを簡単にご紹介いたしましょう。

【本読み稽古】
本読み稽古は、椅子に座った状態で台本を見ながら稽古します。それは、台本に書かれた言葉にしっかり集中するため。この時に俳優たちは、それぞれ役の心理の流れを捉え、作品やシーンの理解を深めていくのです。

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この本読み稽古はおよそ2週間行います。
この間、私たち演出チームは作品についていろいろな話をします。
なぜこの台詞を話すのか。どういう心境であり、設定はどうなっているのか・・・。
時にオリジナルの英語台本を取り出しながら、それぞれのシーンの意味や台詞の捉え方など、台本に書かれていない部分を詳しく伝えていきます。
同時に俳優から分からない箇所やしっくりこない箇所に関しての質問に答え、議論します。

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こうした稽古が続く中で、俳優たちにヒントを与え、支えてくださる方がいます。それはベテランの先輩方。作品の解釈にとどまらず、「俳優とは」「演技とは」という話を、ご自分の経験を交えて話して下さいます。
『春のめざめ』は俳優としては新人も多いカンパニーです。しかしそんな若い彼らだからこそ、日々の成長は目覚ましいものがあります。
毎朝稽古場で、昨日とは違った新しい彼らに出会うのが、私たちの楽しみのひとつなのです。

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今日のレポートはここまで。
次回は「本読み稽古」の次の段階、「交流稽古」についてお話させていただきたいと思います。

それから明日はいよいよ『春のめざめ』製作発表会見当日・・・!
会場にお集まりいただく記者の皆さまには、きっと驚きと楽しみをお届けできる内容になることでしょう。
もちろんホームページをご覧の皆さまにも、当日の内容を詳しくレポートさせていただきます!

開幕まであと54日!

(『春のめざめ』演出助手・宇垣あかね)

劇団四季『春のめざめ』作品紹介はコチラ!
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