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開幕後のレポート ブログトップ

製作日誌をご覧の皆さまへ。 [開幕後のレポート]

2009年9月5日。『春のめざめ』日本初演公演が、この日、幕を降ろしました。
4ヵ月間の公演を経て、無事に千秋楽を迎えることができましたことを、当製作日誌をご覧の皆様にご報告申し上げます。

 公式ウェブサイトの千秋楽レポートはコチラ↓
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製作日誌最後のレポートでは、千秋楽公演当日のミーティングの様子を少しご紹介させていただきます。
開演2時間前。劇場ロビーで最後のミーティングが行われていました。
いつもは元気なみんなが、この日はいつになく、静か。
「ありがとうございました」
と、順番に挨拶をしていく仲間たちの言葉を、黙って聞いています。

そんなみんなに、お父さん、お母さんのような存在だった田代隆秀と都築香弥子が明るく声をかけました。

「舞台に客席があるこの作品って、すごく独特じゃない?
出番以外は楽屋に戻らないで、ステージシートに座る。
あそこに座っていたとき、私はみんなの頑張っている姿を見て励まされた。
だからもし、今日、寂しくなったら周りを見て。
隣にも、目の前にも頑張ってる仲間がいる。
お客さんもみんな応援してくれてる。
ぐるって囲まれたこの舞台の形態は、そのことを意味してたんだね」

雪が降る中稽古が始まり、春に幕を開け、そしてこのひと夏を仲間やお客様と過ごしてきたチーム『春のめざめ』。
『春のめざめ』日本初演公演はこうして幕を閉じましたが、これからの彼らは、この8ヵ月間で出会った人たちやいただいた言葉の数々を胸に、それぞれがまた別の舞台へと飛躍してゆきます。
またどこかの舞台で、皆さまにお会いできることを楽しみにしながら・・・。

最後に、今日まで製作日誌をご愛読いただき、『春のめざめ』を応援してくださった皆さまへ。

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(『春のめざめ』カンパニー 一同)


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フジテレビ「どーも☆キニナル!」に生出演! [開幕後のレポート]

去る8月13日、フジテレビの情報番組「どーも☆キニナル!」に、『春のめざめ』のキャストたちが生出演しました。
皆さま、ご覧いただけたでしょうか?
出演者は柿澤勇人(メルヒオール役)、三雲 肇(モリッツ役)、一和洋輔(ハンシェン役)、竹内一樹(エルンスト役)、白瀬英典(ゲオルグ役)、加藤 迪(オットー役)の6名。
そう、『春のめざめ』のボーイズたちです。

出演時間はおよそ30分。
放送の内容は、稽古場でのレッスンや公演の舞台裏の紹介に始まり、その後スタジオで「ブチギレそう(The Bitch of Living)」を披露しました。

そこで今日は「どーも☆キニナル!」に出演を果たした、俳優たちの舞台裏をご紹介します。

AM 6:30
出演者一行、フジテレビ入り。
番組放送開始時間は9:55ですが、リハーサルや衣裳・メイク準備のため、集合時間は驚くほど早いのです。みんな、朝の5時起き。眠気まなこでロビーに集まります。

AM 6:45
ウォーミングアップ。
リハーサルルームをお借りして、各自黙々と身体をほぐし始めます。
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AM 7:00
スタジオへ移動し、カメラリハーサル。
およそ1時間をかけてカメラのアングルやカット割りなどを決めていきます。
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「スタジオで劇団四季の方に躍って歌っていただけるなんて・・・すごい迫力ですね!」
と、番組関係者の方も興奮気味でした。

AM 9:40
衣裳・ヘアメイクの準備が整いました。
再びスタジオへ向かいます!
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AM 9:55
「『春のめざめ』ご出演の皆さんです!」
スタジオに足を踏み入れると、MCや共演者の皆様、そして番組関係者の皆様に拍手で迎えていただきました。そして、そのままあれよあれよという間に放送がスタート。

まずは事前にあざみ野の稽古場や劇場で収録した、舞台裏密着ドキュメントが紹介されました。
VTRを見ているうちに緊張も次第に解け、共演者の皆様からの質問にもみんな落ち着いて答えていました。

そして最後は「ブチギレそう」の生披露。
歌い終わった瞬間、スタジオ内に大きな歓声が起こりました。

AM 10:25
出演が無事に終了しました。
気がつけばみんな汗びっしょり。
「あっという間だった!」「面白かったー!」と興奮気味に感想を言い合いながら、一同控え室へ戻ります。
そして携帯電話に録画した番組をさっそくみんなで視聴。
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この後夜公演を控えた俳優たちは、そのまま劇場へ!
この日もお客さまからの熱い声援を受け、そしてまた明日の舞台へと臨みます。

千秋楽まで、あと13日!

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祝!100回公演達成! [開幕後のレポート]

去る7月30日、『春のめざめ』が日本公演通算公演回数100回を達成しました!
カーテンコールではお客さまからの温かい拍手と声援をいただき、出演者たちも思わず涙、涙・・・。
感動の100回公演の様子はオフィシャルウェブサイトでご紹介しましたので、ここ製作日誌では、100回公演すべてに出演を果たした、メルヒオール役柿澤勇人とゲオルグ役白瀬英典の声をご紹介します。
100回公演当日の様子はコチラからどうぞ>>

090801sablg01.jpg 柿澤勇人

「100回も公演が出来たんですね・・・とても嬉しいです。カンパニーの仲間や家族、そしてお客さま、本当にたくさんの人に支えられての100回だったんだなって感じています。 けれどこれはあくまでも通過点。明日は101回目、そして千秋楽まであと41回もあります。少しでも自分自身やこの作品が成長できるように、チャレンジ精神を忘れず臨んでいきたいと思います。 そして千秋楽までにひとりでも多くのお客さまにお会いできるよう、パワーを全開にして劇場でお待ちしています!」




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白瀬英典

「毎回楽しんで舞台に立たせていただきましたので、この100回までの道のりは本当にあっという間でした。 東京公演は9月5日までですが、また他の土地で200回、500回そして1000回と続けられるように、頑張っていきたいと思います。 連日、夏の暑さも超えるくらいの熱い舞台をお届けしています。皆さまぜひ、劇場に遊びに来てください!」



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対話が生まれる作品 【親子観劇インタビュー】 [開幕後のレポート]

「『春のめざめ』は対話を生む作品」、そう言われることがしばしばあります。
それは、脚本を手掛けたスティーブン・セイター氏の思惑でもありました。
セイター氏は開幕前に来日した際、マスコミに向けてこう話しています。

「“世界を変えてやろう”。そんな思いでこの作品を創った」
「特にメルヒオールやベンドラたちと同じ、若い世代に観てほしい。そして両親や子どもを誘って、ご家族で。それから観終わった後、この作品についていろいろ語り合ってください」

実際、劇場には友人同士やカップル、ご家族同士など様々な組み合わせのお客さまにご来場いただいています。
そして彼の言葉通り、終演後にはあちらこちらで感想や意見を述べ合うお客さまの姿が・・・。
物語の中で子どもたちがぶつかった様々な問題が、誰もが通る道であり、そして客席に問いかけてくるからなのでしょう。

今、劇場ではどんな会話が生まれているのでしょうか?
ご家族でご来場いただいたお客さまの感想の声をご紹介いたします。

【お母さまとお嬢さま(19歳)のご家族】
娘:観終わったばかりで、いろいろ感じることがあり過ぎてなんて言っていいか分からないんですけど・・・。 最初はちょっと戸惑ってしまったところもありましたが、主人公たちと同じ世代ということもあって、共感できるところもたくさんありました。特に友だちが死んでしまうシーンではとても悲しかったです。

母:ホームページで新作のミュージカルがあると知りました。内容を見てみると青春ものということだったので、娘もちょうど良い年頃ですし、一緒に観てみようと私が誘いました。 正直を言いますと、前半は一緒に観るのは恥ずかしかったかな、まだ娘には早かったかしら、と心配になるところもありました。 でも全体を通して観ると、例えば性のことについてもとても真面目に語っていますし、ストーリーが進んでいくにつれてこうゆうことをミュージカルという形から知っていくのも良いことなのかな、と思いました。 娘は今、学校で教育について学んでいるところですので、人に物事を教える立場としても、今日の観劇はとても良かったと思います。


【お父さまとお母さま、お嬢さま(17歳)のご家族】
娘:今日は3回目の観劇です。1度目はひとり、2度目は母と、そして今日は父親も連れて3人で観に来ました。 ラブシーンとか親と一緒に観るのはちょっと恥ずかしいかな、とも思ったんですけど、でも話の内容にすごく感動して、親にも観てほしいと思いました。 実際一緒に観てみたら、考えていたよりもお互い抵抗なく、すごく楽しんでます(笑)。 今日は初めてステージシートに座ったのですが、迫力がすごかったです!

父:真横から劇を観るというのはなかなか出来ない経験ですし、迫力はもちろんのこと歌が皆さんお上手で驚きました。客席で観るよりも、舞台のクオリティの高さを味わえたのではないかと思います。

母:今は性のことなど、いろんな場所から情報を得ることができますよね。だから普段はそういうことを家で話す機会は特別ないんですけれど、でも本来は親が子どもに話すべき大事なことだと思います。そういった意味では、普段なかなか恥ずかしくて話せないようなことが、『春のめざめ』をきっかけに自然に話せる、いい機会だなって思います。


『春のめざめ』は9月5日まで。この夏休みはぜひご家族でご来場いただき、会話を楽しんではいかがでしょうか?


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舞台上に浮かぶ文字 [開幕後のレポート]

今日は客席からではなかなか気付けない、舞台に仕込まれた『春のめざめ』の “こだわり”を2つご紹介したいと思います。

この作品は大きな舞台転換はありませんが、1幕と2幕とでは舞台が少し変化しています。
1幕が終了して休憩に入ると、舞台スタッフたちが登場。せっせと床板を外す作業に取り掛かります。1幕では約5メートル四方あった床板が、2幕には約2メートル四方の板1枚にきりになるのです。
この床板はスライド式になっていて、出演者が乗った状態で前方へ移動するなどの動きが見られます。

そこで問題です。
この床板の下には、“ある文字”が描かれているということをご存知でしたか?
板が前方にスライドした時に現れるのですが・・・。
すでにご観劇いただいたお客さまでも、これを見つけられた方はきっと少ないのではないでしょうか。
そこに何が描かれているのかは、ご自身の目をよーく凝らしてお確かめください。
ステージシートの一部または2階席からだと見えるかもしれません。

それから“文字”つながりでもうひとつ。
舞台前方(階段の上)には、アルファベットが振られています。文字の文字との間隔は2尺。これは俳優が位置確認に使うためのナンバー。通常は数字で振られることが多いのですが、『春のめざめ』はアルファベットになっています。
舞台上手(客席から向かって右手)から、「F」「R」「U」「E」「H」・・・・。
これをつなぎ合わせて見ると・・・?あるひとつの言葉になるのです。
アルファベットは全部で17文字。
これもちょっと難しいかもしれませんが、ぜひ、解読してみてください!

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今回ご紹介した、これらの“文字”は、ロンドン公演から加えられています。
『春のめざめ』はオリジナルのブロードウェイが完成版ということではなく、その後各国各地で開幕するたびに、徐々に手が加えられているのです。
進化する、『春のめざめ』。
もし機会があれば、各地で見比べるのも、ひとつの楽しみ方かもしれません。


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オーケストラバンドをご紹介します [開幕後のレポート]

『春のめざめ』開幕から、早いもので4週間が経とうとしています。
今日は私ピアノコンダクターNより、バンドの構成についてご紹介させて頂きます。

ご覧頂いた方はお分かりになると思いますが、この作品では舞台上後方にバンドが配置されていて、常にお客様から見える位置にセットの一部の様に存在しています。

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まず中央にはサウンドの要となるギター・ベース・ドラム・ピアノ。
ギターはなんと6種類にも渡る楽器を使用しています。
ベースはエレキベースとアコースティックベースの2種類。
ナンバーによって使い分ける様は、耳だけではなく目でも楽しんで頂けると思います。

ドラムでは、ほぼ一般的なドラムセットに「グロッケン」と「ジャンベ」という楽器が加えられています。
効果的な音をプラスしてくれる楽器です。
上手ステージシートにお座りになると間近でご覧頂けますので、機会があったら是非注目してみて下さい。

そして私が担当しているのは、ピアノとリードオルガン。
このオルガンは、ペダルを踏んで空気を送り込み音を鳴らすタイプの懐かしい音がする楽器です。
たくさん出番はないですが、こちらもご注目ください。

そして最後にご紹介するのは、この作品のサウンドに独特の色彩をプラスしてくれるヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの弦楽器たち。
羨ましくなるくらいに非常にオイシイところを担っているパートです。
チェロはギターの横に位置していますが、ヴァイオリンとヴィオラは舞台上手後方にいるので、2階席からが発見しやすいと思います。
そして珍しい組み合わせですが、ヴィオラ奏者はギターも演奏しています。

以上の全7パートでお送りしている『春のめざめ』バンドは、俳優達のエネルギーに負けないよう日々奮闘しています。
劇場にいらっしゃった際には、私たちのサウンドも楽しんでくださいね。

(『春のめざめ』ピアノ・コンダクター・N)

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ステージシート [開幕後のレポート]

『春のめざめ』に「ステージシート」という特別席があることはご存知ですか?
「ステージシート」とはその名の通り、舞台上に設けられた座席のこと。舞台には上手(右側)と下手(左側)に合計41個のイスが並べられており、そこにお客さまにお座りいただきます。

今日はそのステージシートの魅力をご紹介しましょう。

魅力その1. 客席からでは見えない視点
舞台上に座るということは、俳優たちとの距離も近ければ、彼らと同じ目線に居ることができます。
客席からでは見えない彼らの細かい表情や飛び散る汗、こぼれ落ちる涙も、この場所からしっかりご覧いただけるのです。

また芸術的な舞台装置も、じっくりと鑑賞するチャンス!
壁一面にはこれまで製作日誌でご紹介してきた道具たちや、紹介しきれていないたくさんのオブジェがそれぞれ意味を持って飾られています。
意味を探るのも良し。美術品として眺めるのも良し。
見どころがたくさんありますので、目を回さないように・・・ご注意ください。

それから舞台の床面に隠されている“あるモノ”も、この席から見つけることができます。
この“あるモノ”については後日紹介予定。その前に、ぜひ見つけてみてください!

魅力その2. まるでアトラクション!
ロックナンバーが始まったとたん、飛び跳ねたり、地面を蹴りつけたりと、怒りや心の葛藤を表現する若者たち。そんな彼らの激しい動きが、振動となって身体に響き渡ります。
俳優が目の前を走り抜けた時の風。衣裳が翻る音。スピーカーを通さないで聞こえてくるハーモニー。
ここは「観る」のではなく、「体感」する席なのです。それはまるでジェットコースターのような、アトラクションそのもの。
それからオーケストラバンドの迫力ある演奏も、間近でお楽しみいただけますよ!

魅力その3. サプライズの連続
出番を終えた俳優は舞台袖にはけずに、ステージシートに座り、お客さまと一緒に舞台を見守ります。時に観客として、時に役として、舞台とステージシートを行き来するのです。
あなたの隣で突然立ち上がったり、歌いだしたり、踊り出したり・・・。

そして更なるサプライズがあるのですが・・・それはここに座ってからのお楽しみ!

魅力その4. 手作りのイス
ステージシートのイスは、小道具スタッフがひとつひとつ丁寧に作り上げた作品のひとつ。
作品に座れてしまう、なんていう体験はそう滅多にありません。
木のぬくもり、手作りのぬくもりを感じてみてください。
イスの制作レポートはコチラ>>

魅力その5. あなた自身が作品の一部に
ステージシートの醍醐味は、お客さまご自身が『春のめざめ』の世界に溶け込んで作品の一部になってしまう、ということでしょう。
『春のめざめ』は、ベンドラやメルヒオールだけの話ではありません。人を愛すること、青春時代に抱えた心の葛藤など、誰もが通った道が描かれています。
つまり、『春のめざめ』は “あなたの物語”なのです。
客席からは、10代の頃に思いを馳せながら。ステージシートからは、あなた自身が10代の少年・少女に戻ってしまう、そんな感覚で観られるかもしれません。


さてさて。どんなに魅力を語っても、百聞は一見にしかず。まずは体験していただくことが一番です。
特別席だからと言って、ピシッと姿勢を正してご覧いただく必要はありません。
リラックスして、壁に飾られたオブジェに目をやりながら、『春のめざめ』のひとつになる感覚をお楽しみください。

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ステージシートから観た舞台

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開幕までの60日ストーリー その後・・・ [開幕後のレポート]

『春のめざめ』が開幕を迎えて、半月が経ちました。
この間、皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか。
『春のめざめ』カンパニーを始め、劇団はお客さまから寄せられる反響の大きさに驚くばかりの日々を過ごしていました。

カーテンコールでは鳴りやまない拍手。オフィシャルウェブサイトの「200字コメント」コーナーにはたくさんの感動の声が寄せられています。

初日を迎えた5月2日、それまでを振り返ると俳優スタッフ一同「あっと言う間だった」と語るように、開幕までまさに走り続けてきた60日でした。
稽古場にひとり残り、夜中まで稽古した日。発声のし過ぎで声を失い、見ていることしかできなかった日。疲労で身体を壊してしまった日。プレッシャーで眠れぬ夜を過ごした日・・・。
あの時経験した悔しい思いも、不安も、流した汗も涙も、今は舞台で作品を通してお客さまに感動を与え、1公演ごとにその輪が広がっていくと思うと、とても感慨深いものがあります。

この製作日誌では、そんな俳優スタッフの開幕までの60日間をお届けしてきましたが、その後のストーリーを、もう少し皆さまにご覧いただきたいと思います。

ちなみに、先日完成した最新プロモーションVTRはもうご覧いただけましたか?
「まだ」と言う方はぜひ、コチラからどうぞ!

それでは引き続き、『春のめざめ』カンパニーにご声援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

(『春のめざめ』プロジェクトチーム・ウェブサイト担当/T)


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開幕を迎えて――出演者たちの声 [開幕後のレポート]

ついに『春のめざめ』日本公演が本日スタートしました。
初日独特の緊張感に包まれた1日でしたが、カーテンコールのお客さまの喝采を聞いて、俳優スタッフ一同、とても感動しています。

初日公演の詳しいレポートはオフィシャルウェブサイトで後日ご紹介しますが、今日はまず、初日を迎えた出演者たちの第一声を、この製作日誌でご紹介したいと思います。

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稽古が始まった時は大雪が降って、その時みんなで円になって本読み稽古をして…。でもそれが1週間前のことのようです。
でも実際はそれから2ヶ月も経っているんですよね。本当にあっという間でした。
今日が第一歩です。これからもっとメルヒオールという役を磨いて、彼と一緒に生きて生きたいと思います。
(メルヒオール役・柿澤勇人)


始まったんだ、これからだっていう気持ちです。
そして支えてくださったたくさんの人への感謝の思いでいっぱいです。
今日スティーブン・セイターさんが「心があるベンドラだね」って言ってくださいました。すごく嬉しかったです。
その言葉を大事にして、これからの舞台を頑張っていきたいと思います。(ベンドラ役・林 香純)


本当に嬉しいです!この思いは言葉では説明できません。
お客さまがカーテンコールで立ち上がって拍手をしてくださったのを見て、お客さまの気持ちと僕たちの気持ちが一緒になったんだと感じ、鳥肌が立ちました!(モリッツ役・三雲 肇)


無事に初日を迎えることができました。
昨日の公開稽古の後、スティーブン・セイターさんからアドバイスをいただき、今日はそれを意識して本番に臨みました。
そして今日、セイターさんが「良かったよ」と言ってくれて、とても嬉しかった。
イルゼは本当に難しい役ですが、今日、彼女にまた一歩近づけた気がします。
これから、もっともっと役を深めて彼女の人生を生きていこうと思います。(イルゼ役・金平真弥)


カーテンコールですごい歓声が聞こえて泣きそうになってしまいました。でも僕はハンシェンなのでここはグッとこらえました(笑)。でもこの心からの感謝の気持ちを伝えたいという思いで、挨拶をしていました。
もっともっと役を磨いて、素晴らしいハンシェンを見つけていきたいと思います。
改めてこの作品に携わることができて、幸せです。(ハンシェン役・一和洋輔)



感無量です…。もう言葉になりません。ありがとうございました!(マルタ役・撫佐仁美)

始まる前は緊張しました。でもいざ始まってみると、楽しかったです。
稽古が始まった当初はどうなることかと思いましたが、みんなとここまで来ることができました。
でも今日はまだ初日。通過点です。もっともっと良くなるように頑張っていきたいと思います。(ゲオルグ役・白瀬英典)


この作品に関われて本当に勉強になることがたくさんありましたし、成長できました。
ここに描かれている内容は、自分や周りの友達が過去に経験したことでもありました。だからすごく共感したし、救われたって思います。
自分のように、似たような経験をしている人がこの作品を見て、大切なことを感じてくれればなって思います。(テーア役・有村弥希子)


今日初めてお客さまにご覧いただき、どんなリアクションがあるか。どきどきしていました。
エルンストはハンシェンという男の子に恋をしてしまいますが、お客さまはこの2人の関係を理解しようとしてくれている…。舞台上からそう感じ、本当に嬉しくなりました。
カーテンコールがすごく盛り上がって…。本当に感動しました!
これからも頑張ります!(エルンスト役・竹内一樹)


稽古に参加してから今日まで、本当にあっという間で。正直実感がないというのが今の素直な思いです。
2ヶ月間の稽古期間は自分の今までの短い人生と、アンナの人生との共通点を探ったり、時に闘わせたりという2人の共同作業だったような気がします。
1週間後も、そしてもしロングランしたら4ヵ月後も、お客さまに感動を届けられたらなって思います。(アンナ役・松田佑子)


2ヶ月稽古をしてきましたが、今日初日を迎えて、これからが本番ですね。
カンパニーはほとんどが同世代なので何でも言い合えるし、絆の強いチームです。
『春のめざめ』は本当にすごい作品です。ひとりでも多くの人に知ってもらいたいって思います。(オットー役・加藤 迪)


稽古が始まったばかりの頃は戸惑い、幼かった子どもたちですが、この2ヶ月で本当に成長しました。
スポンジみたいに吸収するので、PTAの私たちとしては驚きと嬉しさでいっぱいです。
それから大人の私も勉強になりました。
無事に初日が迎えられて良かったです。
多くのお客さまに、彼らの努力の成果をぜひご覧いただきたいです。(大人の女性・中野今日子)


脚本家のセイターさんが「世界を変えるために書いた」とおっしゃるまでの作品に参加できて、感激しています。このミュージカルを一人でも多くの人に観ていただきたい。
そのために、これからも精進して舞台に立たせていただきます。(大人の男性・志村 要)



本日、開幕!

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