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ステージング稽古レポート [稽古場レポート]

数日前から稽古場では、「ステージング」と呼ばれる、俳優に動きをつける稽古が行われています。
この稽古が始まる前日、舞台監督とその助手は、稽古場の床に実際に舞台で組み立てられるセットと同じ寸法で、ビニールテープで線を引いたり印をつけたり。これを「バミリ」と呼んでいます。

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↑「バミリ」がつけられた『春のめざめ』の稽古場

そのバミリを基準に、演出チームから俳優に動きがつけられますし、俳優には動きながら実際の舞台空間の広さの感覚を掴んでいってもらうのです。
舞台スタッフはオリジナルプロダクションから送られてきている、それぞれの俳優の場面ごとのポジション表等で、あらかじめ俳優たちの動きを勉強している為、「ステージング」の段階で、稽古場でつけられていく動きを確認していくことも大事な仕事です。同時に、本番使用の小道具を稽古場に入れ、俳優が動きながら小道具の使い勝手やさばき方を稽古していくので、全く気が抜けません。

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実際の舞台空間と重ね合わせながら、俳優たちの動きを目で追いかける日々が続きます。

開幕まであと42日!

(『春のめざめ』舞台スタッフ・M)


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