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ミュージックビデオ制作現場レポート (レコーディング篇) [『春のめざめ』プロジェクトチームより]

現在劇団四季では『春のめざめ』のミュージックビデオ制作が進行しています!
オフィシャルウェブサイトをご覧になった方はもうご存知のことと思いますが、制作しているのは「ママ(MAMA WHO BORE ME (Reprise))」と「ブチギレそう(THE BITCH OF LIVING)」の2曲です。

ミュージックビデオの制作は劇団四季にとって初めての試み。
この新しいチャレンジに、演出チームも、俳優も、振付補のジョアンさんも、技術スタッフも、そして『春のめざめ』プロジェクトチームも、各セクションが成功にかけて結束しました。

この製作日誌では、意気込みと活気にあふれたその収録現場を、詳しくレポートします!

【28日 17:00】
この日の稽古終了後、ミュージックビデオに出演する俳優たちはレコーディングに挑みました。録音を行ったのは、四季芸術センター内に併設されている音響スタジオ。
ここには他のレコーディングスタジオと比べてもまったく劣らない最新の設備が整っています。

まずはじめに収録したのは「ママ」。5人の女の子による力強いコーラスが特徴的な曲です。
この曲では、日々成長してゆく身体の変化に戸惑い、他人には言えないその疑問をママにぶつけるという、女の子たちの内に秘めた思いが綴られています。

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続いて2曲目の「ブチギレそう」は、男の子6人によるロックミュージック。
親や先生など、大人から抑圧されて毎日を過ごしている男の子たちが、抑えてきた思いを爆発させて歌います。

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レコーディング現場を取り仕切っているのは、音楽監督の鎮守めぐみです。
音程はもちろん、言葉の正確さにも指摘が飛んでは、何度も録音が繰り返されます。
「それじゃあもう1回いきましょう」

同じころ、映像収録を行う現場も慌ただしく動いていました。
翌日の撮影に備えて装置の搬入やセッティングが行われたのです。
撮影場所は四季芸術センター内のC稽古場。数ある稽古場の中でももっとも広い面積をもつこの場所に、ムービングライトやカメラ用の巨大なクレーンが設置されてゆきます。
この製作日誌でも紹介してきた小道具のイスたちも並び、照明の当たりを確認しています。

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レコーディングが終了したのは22時過ぎ。
初めてのレコーディング体験にも関わらず、疲れを見せることなく与えられた要求に完璧に応えようという姿勢は、最後まで崩れることはありませんでした。
無事に録音を終え、ホッと胸をなでおろすのもつかの間。彼らは明日、撮影に臨みます。

今回のレポートはここまで。およそ12時間にもおよんだ撮影の模様は次回、ご紹介させていただきます! お楽しみに!

開幕まであと30日!


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