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舞台仕込み開始! [技術スタッフ制作レポート]

横浜市あざみ野の四季芸術センターで俳優たちの稽古が順調に進行しているその頃、東京・自由劇場ではスタッフによる舞台の仕込みが始まりました。

14日の昼過ぎに、真新しい道具たちを積んだトラックが続々と劇場に到着。
舞台セットであるレンガ造りの壁や床の“材料”がトラックから降ろされ、そのまま舞台上へ運び入れられます。

待ち構えていた舞台、大道具、照明、音響、小道具スタッフたちが、すぐさま各々の担当作業を開始。
劇場内は電動ドリルの音があちらこちらで響き渡っています。

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14日その日には床の組み立てが完了。中央には“樫の木”が描かれています。
この部分には機構が仕込まれており、動きを念入りにチェック。
この床の機構は作品の中でどのような演出で使われるのでしょうか・・・?

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パズルのように床を張り合わせていきます/機構の仕込み作業中

翌日15日は壁の組み立て作業。
舞台をコの字型に囲むようにして設置されました。
この壁には多数の道具が飾られ、スタッフたちはメジャーで計測しながらガイド通りの正確な位置に取り付けていきます。

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それではまだ作業途中ですが、少しクローズアップして飾られている道具をのぞいてみましょう。
まずは舞台下手(客席から向かって左側)の壁から。
上の方は蛍光官や白熱灯用のランプ、キャンドル立てが取り付けられています。
下にはフォトフレームに入った写真や楕円形の大きな鏡が。
この製作日誌で登場した、手作りの額縁もココにありました!

次は上手(客席から向かって右側)に目を移してみましょう。
ここにも下手と同じように蛍光管などの照明が飾られています。
年代を感じさせる、味のあるランプも。

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左が下手の壁/右が上手の壁

さて。正面にはひときわ大きな存在感を放っている道具が・・・。
蝶の青い羽です。これも以前製作日誌でご紹介したアイテムですね。
そのまま右に視点を移すと、蝶の標本。中央下には黒板もあります。
このほかにも抽象画や肖像画など、いくつもの絵も飾られていきます。

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正面の壁

こうしてみると壁にはたくさんの小道具と一緒に数々の照明がセットされています。
現代的なネオン官からアンティークなランプ・キャンドルまで・・・。
もうお気づきですか? そうです。『春のめざめ』は、この“照明”も大きな見所のひとつなのです。
18日からはオリジナルプロダクションの照明アソシエイト アロン・スポラーさんが合流して、細かい作業が行われます。

開幕まであと16日!

劇団四季『春のめざめ』作品紹介はコチラ!
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稽古場フォトギャラリー登場! [『春のめざめ』プロジェクトチームより]

オフィシャルウェブサイトに、稽古場フォトギャラリーを追加しました!

これまでこの製作日誌で緊張感溢れる稽古場の様子を紹介してまいりましたが、まだここで登場していない写真もたくさん掲載しています。
随時更新していきますので、皆さま、ちょくちょく遊びに来てください。

『春のめざめ』稽古場フォトギャラリーはコチラ>>

開幕まであと16日!


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