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少年・モリッツ [出演候補者インタビュー]

前回のベンドラに続き、今日は少年モリッツ役を稽古中の俳優にインタビューをしました。

あなたが演じるキャラクターを紹介してください。
学校の先生や厳しい親からいつもおさえつけられていて、自分の気持ちもうまく表現できない男の子。
勉強もあまりできませんが、優等生のメルヒオールと親友で彼のことをとても頼りにしています。
素直な性格なので、大人からの抑圧でストレスがどんどんたまっていってしまい、やがて追い詰められてしまう、かわいそうな少年です。(三雲 肇)


モリッツは勉強のできない劣等生。
なぜ勉強ができないかと言うと、みなさんも子供の頃に考えて考えて悩みに悩み抜いた・・・そう、妄想の世界に陥ってしまっているのです。
女性の体ってどうなってるんだろうか。その時どう感じるのか。
みなさんはすぐにHな情報なんてコンビニですぐに手に入りますよね?
彼はどうでしょうか?妄想、妄想、妄想のみしかありません。
自分では整理できず、あれは、これは??って、毎晩考えちゃって勉強なんて手につかないんです。
おかげで夜遅くまで起きている彼は、授業中はついウトウトと・・・
普段はちょっと弱々しい彼ですが、心の中の彼がのぞけるロックナンバーが始まるとたちまちロックスターに大変身!!!
そんな素直に生きる彼をぜひ見守って頂きたいと思います。(厂原時也)



『春のめざめ』のナンバーで一番好きな曲は何ですか?その理由も教えてください。
「Don't Do Sadness」
行くあてもなく、追い詰められてしまったモリッツの心の叫びを歌った曲です。
いつもは弱々しい彼ですが、この曲になるとたちまち力強く、激しい彼の一面が見えます。
悲しい状況で歌う曲ですが、ロックのビートと、彼の心の鼓動とがリンクしているように思えます。(三雲 肇)


春のめざめのナンバーは例外をのぞきすべて、その瞬間瞬間の子供たちの心にスライドします。つまり、その子たち以外の時間は止まり、その時の彼らの心の中が見えるわけです。
特に好きなナンバーは「Those You've Known」です。
この曲は友情のナンバーで、僕自身、過去の嫌な思い出とリンクして本当に心が引きしめられます。
この作品のナンバーは本当にどれも素晴らしいものばかりです。(厂原時也)



ブログをご覧のお客さまにメッセージをお願いいたします。
『春のめざめ』は今までのミュージカルとはまったく違う、新しくそして斬新な作品です。
良い音楽、型破りなストーリー、そして新鮮な若い俳優たちが今、この作品に挑んでいます。
毎日稽古を重ねている中で、本当にいろいろなことを考えさせられます。
今まさに思春期を迎えている方、それから思春期を経験したすべての方はきっとこの作品に共感してくださると思います。
ぜひ劇場に来て、私たちと一緒にこの『春のめざめ』を楽しみましょう。(三雲 肇)


ブログをご覧のお客様方、私は今『春のめざめ』という新作と正々堂々と勝負しています。
前任者がいないなかの一からのスタート。毎日本当に心が折れそうになりながら必死で向き合っています。
みなさんはおそらく『春のめざめ』と聞いた時、あまり良い印象はもたれないかもしれません。
作品をまだ理解していなかった頃の僕もそうでした。猥褻な内容なんだろうな~と。
みなさん、だまされたと思ってぜひ一度ご覧になってみて下さい。
とても美しい物語です。そしてまるでコンサートに来ているかのような感覚になります。
また、ご覧になりながら自分もこんな時期があったなぁ~と思い出してみて下さい。
きっと楽しんで頂けると思います。
開幕までもう一ヵ月ありません。今は必死に取り組むのみです。頑張ります!!(厂原時也)


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開幕まであと14日!


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